副業でFXを始めるけど「口座」が多くて選び方がわからない。
調べるにも時間がないから、結局副業を始められない……。
以前私はこのような記事を執筆しました。
口座の維持費用はかからないけど、間接的に維持費用となる項目がある話をしました。
その項目は、FX口座によって様々です、
ただ結論から言って、どのFX口座と契約しても対して変わりはありません。
ただし、FX口座によって「得意・不得意」があるので、副業トレーダーに向いている基準を明確にしながら選び方が必要になります。
しかし、始めたばかりの社会人さんに選び方の基準を考えさせるのも酷です。
そのため今回この記事では、「FX口座の選び方で損をしない!初心者副業トレーダーへのアドバイス」をご紹介。
今回話す選び方の基準さえ意識すれば、副業トレーダーにとってベストなFX口座が見つかること間違いありません。
さらに、FX口座開設の流れもわかりやすく解説しますので、是非とも副業を考えている社会人の方選び方の参考にしてみてください。
正しいFX口座の選び方で損をしない!初心者副業トレーダーへのアドバイス
短期トレーダーは「スプレッド」を重視するのが正しいFX口座の選び方
初心者が副業でFXをする場合、必ず「スプレッド」を確認してFX口座を決めましょう。
特に時間の無い社会人が副業FXをするときは、短期トレードが多いはず。
そのような人こそスプレッドを意識したFX口座選びをしないと、無駄な手数料を取られることとなります。
スプレッドを簡単に説明すると、一回の取引ごとにFX口座へ支払わなければいけない手数料だと思ってください。
スプレッドが広いほど、手数料ももちろん高くなり、スプレッドが狭いほど手数料は低くなります。
何故、副業FXをするとき「スプレッド」を意識して口座開設をしなければいけないのか、理由は単純で「余計な手数料を払いたく無い」からです。
例えば、「消費税10%」と「消費税3%」の時だと、企業の利益としては消費税が少ない時の方が得られますよね?そういうことです。
結果的に、手数料が低ければFX口座に持っていかれる資金が少なくなるので、利益が増えます。
コツコツとした積み重ねが、最終的に大きな利益になるので、FX口座の選び方で「スプレッド」は重視する必要があるんです。
しかし、FX口座の選び方でスプレッドを低くすることはできますが、0にすることはできません。
スプレッドがFX口座の取引における実質的な手数料なので、トレードを繰り返す度に払わなければなりません。
つまり、スプレッドが広い(=手数料が高い)FX口座で口座を開設すると、利益はスプレッド分低くなるわけです。
FXトレードにおける儲けを沢山欲しい場合は、スプレッド低くさを重視した選び方でFX口座を決定しましょう。
スプレッドを気にしなければならないトレーダーは、短期間の内に何回もトレードをしなければならない副業トレーダー、他の社会人はそこまできにする必要はありません。
中長期トレーダーは、取引回数が少ないので、スプレッドを支払うタイミングがほとんどありません。
中長期トレーダーのFX口座の選び方は、「スプレッド以外の項目」に着目する必要がありますので、あまり重要視しないでください。
短期トレーダーは「スリッページを重視する」のが正しいFX口座の選び方
スリッページという言葉、副業FXを始めたばかりの社会人はあまり聞きなれないかもしれません。
簡単に言えば「約定が正確にできるか」と言うことです。
FX口座の選び方の一つに「スリッページ」を見ることがあります。
注文をした時点での為替レート、それとは異なるレートで注文が通ることが多々あります。
例えば、ドル円が100.020円の時に買い注文を出したのに、実際に約定したレートは100.030円だったのします。
この差額の0.010円(1銭)がスリッページということになるのです。
また、ほんの数秒といった超短期間で一回のトレードが完結して、小さな利益をなんども積み重ねるようなスキャルピングでは、スリッページがひどいFX口座ではとてもトレードになりません。
スプレッドと同じで、短期トレーダーにとっては、取引回数が多い状況で、スリッページも積み重なるとかなりの額になる場合もあります。
そのため、短期トレーダーの場合FX口座の選び方は、「スリッページの少ない」ことが条件になります。
スリッページが少ない、つまり約定力が強いことは、短期副業トレードをする中で必要不可欠なんですね。
スプレッドが良くてもスリッページが悪い、スリッページが良くてもスプレッドが悪いFX口座では、短期トレーダーにとっては安定した収益が見込めません。
理想的なFX口座の選び方は、「スプレッドもスリッページも良いのが条件」、そうでないのなら「どちらも無難に良い条件」を選択しましょう。
中長期トレーダーは「スワップポイントを比べる」のが正しいFX口座の選び方
中長期トレーダーを副業で目指す場合、FX口座の選び方は「スワップポイント」を重視しましょう。
スワップポイントとは、異なる2国間の金利差を利用して得られる、金利になります。
中長期トレーダーは、長期間通貨ペアを保有していることが多く、その間スワップポイントが高ければ、通貨ペアを保有している期間分金利を貰えるのです。
FX口座の選び方を間違えると、もらえるスワップポイントに差が生まれます。
FX口座の選び方で大事になるのは、「スプレッド比較・一覧のページ」を見てから決めるようにしましょう。
「最低取引単位」を確認する正しいFX口座の選び方
通常FX口座の取引単位は1万通貨が一般的で、最低でも必要な証拠金は通貨ペアのドル円で40,000円ほどになります。
実戦でFXトレードを経験したい場合の口座の選び方は、最低取引単位が少ないFX口座です。
現在、FX口座によっては最低取引単位が、1,000通貨のサービスを提供しているところもあり、特に初心者FXトレーダーにはおすすめです。
理想的な初心者FXトレーダーの流れは、
- デモトレードで練習を重ねる
- 1,000通貨から少しずつリアルFXトレードを行う
- 自信がついたら10,000通貨でトレードを行う
このような流れが理想です。
FXの最大の敵は自分との感情との戦いや葛藤で、常に冷静な気持ちで相場の流れを見るという経験が必要になってきます。
1,000通貨からの練習なら、実戦でローリスクのトレードができるので、非常におすすめです。
特に副業でFXを始めたばかりの社会人は、相場の感覚を掴むためにも一番重要なFX口座の選び方と言えます。
副業の時間が無い人は「自動売買」が正しいFX口座の選び方
自動売買FXトレードに興味があり、為替の勉強をし始めた人もいることでしょう。
自動売買とは、FXトレーダーが取引をするのではなく、プログラムがルール通りに売買を24時間行う仕組みで、現在では副業として取り入れている社会人も多くいます。
自動売買FXトレードを取り入れているFX口座は少なく、国内の全ての口座で取り入れているシステムではありません。
つまり、FX口座の選び方は「自動売買ができるサービスがあるかどうか」にかかってきます。
自動売買が難しそうに感じる副業FXトレーダーもいますが、最近ではインヴァスト証券のシストレ24のような、素人でも簡単に自動売買が始められるようになりました。
ちなみに、自動売買のプログラムは、あらかじめ用意されており、自分のトレードスタイルによって、プログラムを選択するだけで、FXトレードができちゃうので、本当に自動売買の敷居は低くなりました。
副業でFXをやりたいが本業が忙しい、そんな社会人にオススメした口座の選び方になります。
「キャンペーン」でお小遣いをゲットするFX口座の選び方
新規で口座開設をする際に、お金がキャッシュバックされたりするサービスがあります。
ほとんどのFX口座で、キャンペーンとしてFX口座開設時に何かしら特典をつけていたりするのです。
新規口座開設したのちに、ある一定量の取引をしなければならないFX口座があったりと、条件は様々ではありますが、そこまで難易度が高いキャンペーンはないので、安心してください。
キャッシュバック目的に沢山の口座を開設することはお勧めできませんが、キャンペーンの最大のメリットは、現金を増やすチャンスが増えることなので、是非自分好みのキャンペーンを探してみてはどうでしょうか。
重要度が高いFX口座の選び方ではありませんが、開設するだけで資金をゲットできるので注目しておきましょう。
「取引しやすいツール」を重視したFX口座の選び方
副業でFXを始めたばかりの人は、FX口座が提供するトレードツールで決めるのも良いでしょう。
副業の場合、トレードツールに求められるのは「取引しやすい」、「画面や操作性が良い」、「スマホにも対応している」等を基軸に考えると良いでしょう。
せっかく手数料やキャンペーンが良いFX口座を見つけても、トレードツールが使いにくければ、思うようにFXトレードができません。
最終的に求められるのは、FXトレードで利益を上げれるか否か、それだけです。
FX口座では、デモトレードで実際のトレードツールを体験できるサービスを行なっているので、是非選び方の基準にしてください。
副業のFX口座開設時に必要な「資格や書類と基準」について
副業でFX口座開設する為に必要な「資格」とは?
副業でFX口座を開設する時に必要な「資格」についてみていきましょう。
まずFX口座開設の条件としては、20歳未満の人、そして75歳以上の人、さらには海外在住の人がこれらに該当しなければセーフです。
以上のことが該当しないのであれば、よほどのことがない限り、無職でも主婦でもフリーターでも学生でも口座を開設することができるのです。
副業でFX口座開設する為に必要な「書類」とは?
FX口座を開設する時に必要な「書類」は、本人確認書類とマイナンバー確認書類が必要になります。
本人確認書類は、
- 個人番号カード
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
いずれかが必要です。
次に、マイナンバー確認書類は、
- 通知カード
- 個人番号カード
- 住民票(マイナンバーが載っているもの)
以上のいずれかが必要。
必ず副業でFXトレードしたい場合は、上記の書類は準備しておくようにしましょう。
副業でFX口座開設する「手順」について
国内FX口座の開設手順については、ほとんどが次のような流れをとります。
- サイトから口座開設を申し込を行って、本人確認書類を送付
- 審査が問題なければ、ユーザーIDとPWが送られてくる
- 取引口座へ入金
- 取引開始
最短で翌日取引できる場合もありますが、大体は 2,3日かかります。
もう少し詳しく下記で説明します。
新規口座開設の申し込みは10分もあれば可能
FXの新規口座開設申し込みは、パソコンですぐに申し込みができます。
最近は非常に簡単で、15分程度の時間があれば申込みは完了できちゃいます。
FX口座の公式サイトより口座開設申し込みをクリックし、FXトレードに関する約款を読み、リスクを納得したら同意するをクリックします。
自分の名前や住所、年齢、年収、勤務先、投資経験など必要事項を入力し本人確認書類をFAXかメール、郵送で送付するだけで完了してしまうのです。
ログインIDとパスワードを確認する
審査を通過すると、自宅にログインIDとパスワードが郵送で送られてきます。
同封された書類を見ながら、公式サイトにアクセスしログイン、パスワードを入力し注文画面を開きましょう。
副業でFX口座開設時の「審査基準」について
FX口座の開設には審査がもちろんあります。
各FX社とも審査基準は公開していませんが、決して厳しい基準ではありませんので安心してください。
特に審査については、職業、保有金融資産(貯金)、当初投下予定資金、投資目的などが重要視されるようなので、力を入れて記入をしましょう。
副業でFX口座開設時に必要な「入金方法」について
口座に入金する方法の代表が「クイック入金サービス」になります。
クイック入金は、契約したFX口座で提携している金融機関へ、ネット銀行から24時間いつでも入金できるサービスで、振込手数料はほとんどのFX口座で無料です。
それ以外の方法では、ATMからお振込になりますが、大抵の場合は手数料がかかるので、少し考えものです。
副業でFXをするなら「ネット銀行の開設」がオススメ
ビジネス的なことを展開するには、ネット銀行有るか無いかで、かなり利便性は変わってきます。
FX口座に入金する場合、ネット銀行の口座を開いてクイック入金(ボタン一つで入金)ができるので、わざわざ店舗のATMに行き振込み手続きをする必要はありません。
FX等の投資においては、1分1秒を争う大チャンスが来ることも珍しくありません。
そんな時、振込をしたくても時間外であったり、店舗まで振込みに行っているのでは、チャンスをみすみす見過ごしています。
クイック入金以外にも、ネット銀行は振込手数料が安かったり、金利が高いというメリットもありますので、念の為にネットバンク口座も準備しておく方が無難でしょう。
追伸
副業でFXトレーダーになりたい人に一言。
「FX口座を開設してから、あなたが最初にやるべきはリアルFXトレードではありません!」
と言うことです。
最初からリアルFXトレードを行っても、安定的に利益を上げ続けることは不可能と言っていいでしょう!
何故なら、始めたばかりの副業FXトレーダー自身にトレードルールが無いからです。
プロでも副業でもFXトレードはメンタルを鍛えなければなりません。
FXトレードでは金額が増減するので、損失経験が無い場合、少し損失が出てしまうと大きくメンタルを揺さぶられ、さらに大きな損失に繋がります。
そうなると、さらに損失が損失を呼び、いわゆる負のスパイラルに陥りやすくなります。
特に、FXを始めたばかりの副業トレーダーに多い現象なので、いきなりリアルFXトレードを経験することは危険なのです。
そこで、副業トレーダーにおすすめしたいのは、FX口座を開設したらデモトレードを行うことです。
最初にデモトレードで練習を積み、FXで勝つ感覚を身につけておくことが非常に重要になります。
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