為替のニュースとか見てても、米中の貿易戦争の話で持ちきり。
最近大きく動いてる要因も、米中貿易戦争絡みが問題なんでしょう?
今現状、米中関係がどうなっているのか気になるね〜。
FXトレードをしている皆さんならわかりますよね?
「トランプ大統領と中国いい加減にせいや!」
上げては下げて、下げては上げて、いくら資金が有っても足りないわ!
なんて思った人も少なくないはずです。
ここ最近の為替相場は、経済指標よりも「米中関係絡みの発言」で大きく動いている感じです。
つまり、米中関係の「今」を知らないと、為替相場の流れについていけないってことですね。
そこで今回この記事では、「最新版!アメリカと中国の経済戦争の裏事情の「考察」と「展望」」を解説していこうと思います。
え!アメリカは中国への関税で「迷いがあった」
アメリカと中国の経済戦争が激化して、お互いが追加関税をかけ始めた最近、実はアメリカ側は貿易戦争について迷いがあったそうですね。
迷いの内容はこう!
「もっと関税を引き上げておけばよかった!」
つまり、もっと強硬な手段に出ていけばよかったと、後悔しているようですね。
え!まさかこれ以上、米中関係を悪くすることを考えていたの!?
そう読み取れる内容だったのですごいビックリです。
つまり、市場が「やりすぎ!」と思われる行動に対して、さらなる追加措置をする気もあった感じが受け取られます。
今回為替的には「米中が一旦冷静になる」ってことで、ある程度株為替共に値幅は戻しました。
だけど、それ以上に悪くなるシナリオもあったと思うと、底や天井をつかまされた人は気が気じゃないですね。
アメリカ側としては、まだまだやる気はあったみたいで、市場が「やりすぎ」と思う以上のことをやる可能性もあるので注意が必要ですね。
トランプ氏は24日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出席するため訪れていたフランス・ビアリッツで、中国との貿易戦争悪化について考え直して後悔することはないかと質問され、「もちろんだ。そりゃそうだろう。あるかもしれない。あるかもしれない。(中略)僕は何でも考え直す」と答えた。
記者とトランプ氏が使った「have second thoughts」という英語表現は通常、何かについて事後に後悔する、あるいは迷っているという意味で使われる。
トランプ氏の「中国からアメリカ企業の撤退」発言について
トランプ氏は8月23日に
「中国てめえ!アメリカの企業を中国から引き上げさせるから覚悟しろや!」
的な発言をしました。
さて、この問題ですが冷静に考えれば「アメリカ企業」を強制的に中国から引き上げさせることが可能なのか?
答えは「NO」です!
例えトランプ大統領の発言であっても、強制的にアメリカの企業を引き上げさせることはできません。
つまりこの段階では、トランプ大統領のヤジみたいなもんですね。
ただし!
もし「トランプ大統領が国家非常事態宣言」を使い、アメリカ企業を引き上げさせるのであれば話は別。
ただ、それをすると米中関係は後戻りできないところまで行くので、現実的にはない路線だと考えられますね。
もし仮にそんなことになれば、確実に為替市場は圧倒的な「円高ドル安 」に傾くことは間違いありません。
逆イールドカーブが発生している中、景気が後退すると言われているのに、そんなことしたら決定打になるので、流石にトランプ大統領もそこまではしないでしょう。
(現状の米中関係も経済的に見たらヤバイ状態ですけど…)
中国側はこの問題は長期化させたくない様子
25日のトランプ氏の発言によると、
「今は俺と中国めっちゃいい感じよ!むしろ向こうが合意したがってるくらいだから、やってやってるぜ!」
的な発言をしています。
こんな調子で、米中の関係は良好!
むしろ向こうから合意したがってると、アメリカ優位をアピールしています。
事実はどうかわかりませんが、トランプ大統領的にはこのまま合意に進むのもやぶさかではないよう。
だけど安心してはいけません。
そうやって、二転三転して為替相場を荒らしてきたトランプ大統領!
このままスムーズに米中の合意へ漕ぎ着けるとは思っていません。
ただ、あまりにもてんやわんやがあると、トランプ大統領の生命線である「株価」に大きな影響がある。
今回、対中関係で冷静な状態になったのも、お互いに追加関税により株価が一気に下落してしまっため。
つまり、トランプ大統領の発言は「株価」に影響されていると言っても過言ではない!
「株価」的な目線でトランプ大統領を見ていると、次にどのような動きを取るのか、強気か弱気かがわかると思います。
日本のトランプ大統領へのご機嫌取り
一方、アメリカと日本の関係は今の所良好。
トランプ大統領が、
「中国がトウモロコシ買ってくれない!でも、日本が買ってくれるんよ!な!アベチャン!」
G7後の会見でこんな事を言い、トランプ大統領はご機嫌な様子。
中国がいなくても日本が穴埋めしてくれると、対外的にもアピールしてるよう!
日本側としても「韓国」との関係があるので、下手にアメリカを怒らせないで仲間に加えたい考えもあるようですね。
中国の問題がひと段落したとしても、次は「韓国」問題。
韓国が暴走してGSOMIAを破棄するとのたうちまわりました!
この事でトランプ大統領に火がつけば、再びリスクオフムードは免れません。
そうなれば、またもや株為替共に大暴落!!
トレーダー的にはたまったもんじゃない。
韓国の立場としては、
「とりあえず日本が悪いことにして支持率をあげよう」
しか考えてないので、関係が良くなることはまずありえない。
このまま行くと、トランプ大統領が介入してくるのは目に見えて明らか!
それと一緒に「中国との貿易戦争」も勃発したらもうたまらないですね。
アジアで色々と火種が燻っている状況、しばらくはリスクオフムードが安定化?
追伸
8/27現在は、アメリカと中国の貿易戦争自体は、とりあえず小休止的な感じです。
しかし、まだ鎮火したわけではないので、油断は禁物ですね。
しばらく注意するのが、
- 米中が合意するのか?
- 韓国に介入してくるのか?
- ヨーロッパに積極的な関税かけるのか?
- イラク問題は?
こんな所で、為替が右往左往すること間違いない。
世界が安定してないので、ファンダメンタルズ要因に引っ張られるのはしょうがないと言えましょう!
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