副業でFXを始めたが、時間が無いから勉強もままならない
最低限、ローソク足を使ったトレードをしたいが、何を勉強したらいいのだろうか?
専業FXトレーダーを目指すのであれば、ローソク足について完璧に熟知しておく必要があります。
ただこの記事をご覧になっている方のほとんどは、限られた時間でFXトレードをするサラリーマンの方が多いはず。
そうなると、「FXトレード」と「勉強」に当てられる時間に限りがある。
特にFXトレードをする上で、テクニカル分析は必須で、全部の内容を網羅しようとしたらかなりの時間が必要です。
そのため、副業でFXをするサラリーマンの方は、知識について完璧を目指すのではなく「5~6割」くらいの知識があれば十分。
今回紹介する「ローソク足」の知識も、私が副業でFXを5年以上続けた中で必要だった知識だけを紹介します。
【無駄な勉強不要】副業FXトレーダーがローソク足で必要な知識
副業でFXトレードするために必要なローソク足の知識は、
- 買いのサイン
- 売りのサイン
- トレンド転換のサイン
から構成されます。
他のFX系のサイトや情報誌では、小難しい専門用語や理屈を書いていますが、副業でFXトレードをするサラリーマンにはそんな情報は不要です。
というか勉強するだけ時間の無駄。
ローソク足の本質だけ理解しておけばいいのです。
例えば今から話すローソク足の最低限の知識だけで、
- ローソク足を見て「買い」か「売り」の判断を下す
- トレンドに沿ってポジションを保有
- ローソク足からトレンドの転換点を見極め決済
こんな取引ができるようになります。
もちろん予想に反した場合も考えて、損切り設定することも必要です。
副業トレーダーでもローソク足の判断は、短い時間で何回もトレードをする「スキャルピングトレード」には一番必要な知識です。
とっさの判断でエントリーができるよう、最低限これから話すローソク足の知識はマスターしておきましょう。
副業FXトレーダーがローソク足の最低限の知識で効率良く稼ぐ3つの方法
さて、ここからは先ほど話た最低限のローソク足の知識をご紹介します。
まず、最低限の知識として
こういった、陽線と陰線についての最低限の知識は覚えておいてください。
陽線は相場が上昇、陰線は下降していることを意味しています。
基本的に、これらの長さが長いほど「強い」、すなわち「上昇もしくは下降トレンドが続きやすい」と言うことです。
そこで、サラリーマンの副業FXトレーダーが、これだけ知っていれば十分な効率良く稼ぐ方法を3つご紹介するので、これだけは覚えて帰ってください。
- 買いのサイン
- 売りのサイン
- トレンド転換のサイン
ローソク足から「買い」のサインを読み取る方法
高値圏での「買い」サイン
例えば、高値圏でこのような陽線のローソク足が出現した時、買いのサインとされています。
すでにポジションを持っている人は、そのまま継続GOのサイン。
また、ポジションを持っていない人は、このローソク足を理由に相場へエントリーするのも有りです。
上手に決まれば、次のような感じで上昇トレンドがさらに続くこととなります。
安値圏での「買い」サイン
安値圏でもし次のようなローソク足が出現したら、「買い」のサインです。
このローソク足は、大抵下落している相場で底をつくときに出やすいので、逆張りの指標等によく使われます。
こんな感じにうまく決まれば、ローソク足がこんな感じになります。
ローソク足から「売り」のサインを読み取る方法
高値圏での「売り」サイン
例えば、チャートの高値圏内でこのようなローソク足が現れたら「売り」のサインです。
特に上昇トレンドの終わりに見ることが多く、ある程度チャートが上昇してこのローソク足が出てきたら下落に注意です。
こんな感じで、ローソク足の長さが長いほど強いと言う判断になります。
このローソク足は上昇から一転、下落のサインになることが多いので注意が必要です。
安値圏での「売り」サイン
下図のローソク足が安値圏で出現した場合、上昇の兆し有りなので注意。
多くの場合は、下降トレンドの終わりに出現しやすく、上昇トレンドに転じやすくなります。
逆張り狙いの人は、このローソク足を見たらエントリーの機会と考えてもいいですね。
ちょっとローソク足が大きいのですが、こんな感じで一転上昇に転じることがあるので要チェックです。
ローソク足から「トレンド転換」のサインを読み取る方法
ここで紹介するローソク足は、「トレンド転換」しやすいサインになります。
例えば、
- 上昇トレンド→下降トレンド OR レンジ相場
- 下降トレンド→上昇トレンド OR レンジ相場
- レンジ相場→上昇トレンド OR 下降トレンド
いずれかになりやすくなっています。
例えば、
この4つのローソク足は、「上昇トレンド」「下降トレンド」そして「レンジ相場」の途中で見られると、転換のサインだと言われている。
あくまでもこれらのローソク足は、「転換点」になりうるだけなので、確実にトレンドが変わるわけでは無いことに注意を。
番外編:特殊なローソク足からのサイン
最後に番外編として、少し特殊なローソク足のサインを解説します。
結構頻繁に見るサインではあるので、副業FXトレーダーでも覚えておいて損はありません。
例えば、
こんなローソク足の組み合わせを上昇トレンドで見つけたら危険です。
内容としては、「最初の陰線が次の陽線にすっぽりと収まる」ことで成立します。
このローソク足の組み合わせが成立すると、
こんな感じで、一気に下落(下降トレンド)する可能性があります。
また、その逆パターンもあります。
この場合は、「最初の陽線が次の陰線にすっぽりと収まる」ことで成立します。
こんな感じで、一気に上昇(上昇トレンド)する可能性があります。
これらはチャートをよく見ると、頻繁に見かけるローソク足の組み合わせなので、活用できると強い味方になります。
ローソク足が副業FXトレーダーにオススメな理由
ローソク足1つで色々と為替相場の心理状態を把握することができる。
慣れてくると、ローソク足を一目見ただけでこの後の動きがなんとなくわかります。
実は、「一目で相場の動きがわかる」と言うことは、副業でFXトレードをするサラリーマンの方には非常に重要。
なぜなら、サラリーマンの方には副業でFXに当てる時間が限られているから。
多くのサラリーマンの方には、チャートをじっくり見て分析をする時間なんてありません。
そのため、今回紹介したローソク足の分析は
- 慣れれば時間がかからずに相場の心理状態がわかる
- ぱっと見でわかる
- すぐに次の行動に移れる
と言うメリットがあるから。
それにローソク足は、どんなFXトレーダーでも目に付くものなので、これを意識してトレードする人も多い。
つまり、世界中のFXトレーダーが頼りにするツールがローソク足。
それだけ、トレーダーの心理状態が現れやすいので、時間が無いサラリーマンが参考にするにはもってこいってことです。
今回紹介したローソク足は、副業でFXトレードする人なら最低限覚えておいて欲しい内容。
しっかりと、頭の中に叩き込んでおいて欲しいです。
追伸
今回紹介したローソク足以外にも、様々な活用方法があります。
しかし、意外と難しい内容だったり分析に時間がかかるものばかりなので、今回は割愛しました。
サラリーマンが副業でFXをするのに重要なのは、「時間をかけない」こと。
最低限、今回のローソク足に関する知識があれば十分活用することができるので、専門用語とか実用性の無い知識を学ぶ必要はありません。
早速、今回の知識を生かして実際のチャートで練習を重ねてみてください。
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